ギター演奏ライブラリ
(アマチュアのクラシックギター演奏です [Guitar amatuer play] )
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曲 名
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ソナタ ホ短調 K.11(L.352)
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作曲者
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D.スカルラッティ(Domenico Scarlatti) 1685-1757
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MP3ファイル
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scarlatti_sonata_k11_d.mp3
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コメント
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ドメニコ・スカルラッティは18世紀に活躍したイタリア・ナポリ生まれのチェンバロ奏者で作曲家です。
バッハやヘンデル、ヴァイスなどと同年代の人です。
父、アレッサンドロ・スカルラッティも音楽家。
このソナタ・ホ短調は、原調がハ短調のチェンバロ曲です。
当時のソナタとは、器楽曲のことだそうで、後の古典派のソナタ形式とは違うもので、イタリアソナタとも言われます。
D.スカルラッティは500曲以上のソナタを書いているそうです。
39歳のときポルトガルの宮廷楽長として渡り、同時に王女マリア・バルバラのチェンバロ教師として仕えるようになったそうです。
この王女がスペイン王家に嫁ぐと、スカルラッティもスペインに移り、王女のチェンバロ教師を続けたそうです。スカルラッティのソナタの多くはこの王女のために書かれたと言われています。
K.11はカークパトリックの整理番号、L.352はロンゴの整理番号です。
余談ですが、このスカルラッティの作品整理番号の対照表として便利なのが、まりんきょさんの「スカルラッティの部屋」にある "2.作品番号対照表" です。
その他の項目も一読すると面白いです。
私は、この曲の20小節目をピアノ譜を元に下の譜のように直しています。
フェルマータもありません。

ここで録音した私の演奏ではこの部分の最初の32分音符が16分音符になっていてその後の付点が無くなっていますが・・・・。
私の演奏は、相変わらずへたっぴーです。
少し弾き込んで再録音しました。まだ不満です。
運指はインテンポで弾くことを優先してかなり変更しています。
チェンバロのスコット・ロスはこの曲はかなりコケティシュな感じで弾いています。
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